2019年 7月 diary

 

 

 

 

7月19日(金)オーダーメイド

コンニチハ。ご無沙汰してしまいましたが皆様お元気でしたか?全国的に梅雨が長引いてなかなかスッキリするお天気に恵まれないのでお出かけするにも億劫で、せめて曇りの日を選んでしまう毎日を過ごしています。仙台では手足口病が流行の兆しがみられると昨日のニュースで聞きましたが、ホント小さいお子様がいるご家庭では気が気じゃないですよね。1日も早く梅雨が明けて子ども達の元気に遊ぶ姿が見られると良いです。(親御さんは大変でしょうが・・笑)

 

 

そして昨日は京都アニメーションの火事のニュースですよ。こんなにたくさんの犠牲者が出るなんてホント、ショック。どうして屋上にカギがかかっていたんでしょう?普通内側から開けることが出来るんじゃないのかなと思いましたが、構造上なのかそのような仕様になっていなかったことが本当に悔やまれます。我が家では「Free!」を見ていた時期があったし、息子たちが京アニのアニメが始まるたびに作画が丁寧だということを教えてくれました。日本の宝になる人達だったのに・・・本当に残念でなりません。ご冥福をお祈りします。

 

 

ここ数日、本当に忙しく過ごしていました。

作って発送したり、軽い打ち合わせをしたりと頭を切り替える作業が続き、インスタの発信や日記の更新まで手が回らない状態でした。それでも何とか作品は仕上がり、振り返れば濃密な時間を過ごせた気がします。

コチラのバックは山羊革オイルで作ったフタ付バックです。ワタシが使っているようなバックが欲しいと言われて作ったバックです。 実は初めに真ん中の写真にあるダークブラウン(山羊革オイル)で作ったのですが、完成してもモヤモヤが残り、何度かお会いしている彼女のイメージには合わない気がしました。この色は彼女の柔らかい色が好みのお洋服には強すぎると感じました。

そこで!迷うなら手を動かそうと思い、彼女の柔らかいイメージに合いそうなダークキャメルの山羊革オイルで作ってみました。案の定仕上がり後は、コレ・コレ・コレ~って思いました(笑)そしてご本人が選んだのもダークキャメルのバックでした。ワタシが納得できたことも嬉しいし、彼女の好みがビンゴだったことも嬉しい結末でした。

ご本人が欲しいと思う作品を作る事は最重要なわけなのですが、フワ~っとしたご注文には10年の制作年月を重ねてきからこそ、本当にお似合いになるものをお使いいただきたいと思うようになりました。革の素材の知識とお客様が好きな傾向がワタシの中にインプットされ、脳内で合体してアウトプットされてくる。みたいな感じなのかな(笑)言葉では言いにくいけれど、きっと積み重なった経験が教えてくれたんだと思います。

ちなみに、ダークブラウンのフタについているブルーの光るものは飾り金具でプラストーンです。ダークキャメルの金具はマグネットでした。

 

個展が終わって久しぶりに喫茶店のキーマカレーを食べました。

ピリ辛で美味しかったけれど、友人とのお話しが盛り上がりすぎて時間が足りないよ~という気持ちの方が優先してしまいました。カワイイクッキーをいただいたので記念に写真を撮ったんだけど、サックリしていてとても美味しかったです。アイシングのクッキーは硬いというイメージがあったのでちょっとビックリ。

それにしてもこんな細かいクッキー作れるな~と感心してしまいました。ごちそう様でした!!

 

 

 

 

 

7月7日(日)今日は七夕でした。

お天気はイマイチ、7月というのに肌寒い仙台です。

鹿児島を含む九州では豪雨被害が尋常じゃなくてニュースを見るたび心配になります。命を守る行動をして下さい。と呼びかけているのを聞くとドキドキして祈ることだけしかできない状況に申し訳けなく思えてきます。皆様ご無事でこの災害を何とか乗り越えて欲しいと願っています。

 

7月~。2019年も後半戦に突入したってことですね。早いです。

実は近日ぎっくり的に痛めた腰と膝が痛すぎてかなりのスローモーション生活でした(笑)真面目にホッカイロや湿布で対処していたところ、今回は湿布が良く効いたみたいで普通になってきました。マジで湿布サマサマ~。生活リズムが変わると毎回リハビリ生活が必要ってどうなの?って思うし、ホント体重を落とせって身体からダメ出しされた気分でした。体重を落とせばすべてが解決するような気はします。しかも、これから先の自分を考えたら今できることは今のうちにやっておかなければいけないという年齢になったんだってことを強く意識しましたし。残り少ない人生、精一杯頑張ろ、ワタシ。

 

早速注文の作品に取り掛かっています。

ひとつは昨年の個展でのメインバック。もうね、かれこれ1年になってしまいました・・・ホント申し訳ないです。

バックの素材感もお伝えしたいけれどスマホ写真では限界があると思うので、洋服に合せてイメージをお伝えできたらと思っていますが、基本素人ですのでそのあたりは温かく見守って下されば嬉しいです。

 

ということで今回はちょっと大人っぽいコーディネートにトライしてみました。久々に引っ張り出してきたアートなブラウスと2~30年前のY'sの濃紺パンツ。胸元にはPさんの革の黒のコサージュとごっついチェーンを合わせてみました。バックが引き立つのかどうかは謎ですが(笑)再びこのバックを完成させて手にすると、本当に良い革だな~♪って思います。このコブ牛の革が良いからどんなデザインでも応えてくれるんだと思っています。近日発送いたしますので楽しみにお待ちくださいね。ありがとうございました。

 

そしてもうひとつは、今年コブ牛の革で作ったショルダーバックです。

個展で恋に落ちた方のために制作しました。同じコブ牛のバックなので上記のバックと同時進行で作りました。

完成後、同じ革で作りたいバックを思いついたので、早速トライしたいところでしたが、残量的に難しいので年末の仕入れ後にRe:TRY!!

 

 

安定の黒バック。ならば少しでも良い素材、華のある素材、存在感のあるものを持ちたいと思っているし、市販されていない革素材の良さや見たことのないマニアックな革素材を仙台の方に、もっと知ってもらいたい。そんな気持ち(=野望?)を抱きながらジワジワとマニアックフリークの皆さんを増やしていければと思って今年の後半戦も作りまくりま~す!