2019年 5月 diary

 

 

 

 

 

 

 

5月30日(木)奇数アトリエ IN アエルが終わりました~!

無事に奇数アトリエが終了しました~!

猛暑の中、遊びに来て下さった皆さま、初めて作品を見て下さった皆さま、作品に出会って下さった皆さま、そしてサポートして下さったスタッフの皆さま、応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました!!!

とにかく”急に7月かよ”ってくらいの暑さの中、本当に多くの皆さまに作品を見て頂き心から感謝しています。顔見知りのお客様の顔を見るたび、嬉しいのと同時に場違いな場所にいる不安を払ってくれて本当に心強かったです。特に1日目はひとりだったので顔見知りのお客様同士で盛り上がっている間に初めてのお客様の接客をしたりと助けて頂きました。作品は日頃からツールであって最後は人なんだと思って向き合っているので、こんな時は頑張ってきて良かったと思える瞬間でもあります。ありがとうございました!

 3日間どんどん気温が上がっていき、2階の作家さんたちは蒸し風呂状態だと言っていて、おつりの小銭が暑さで触れなくなるほどだったと言っていました。それを聞いて・・・1階で良かったなと(笑)

とはいえ1階も暑かったけど、出入りがあるたび外の風が入ってきたし直射日光が無かったことが幸いだったと思いましたが、帰りの車の中で顔がザラザラだったことに気づきました。外と同じかよ、って話だね。

 

こんな感じでセッティングしてお迎えしましたが、3日目はもう少しコンパクトになりました。嬉しかったのは、越後しのさん(大好きなアーティストさんで奇数アトリエスタッフでもある)にオシャレなセッティングと褒めてもらい急に恥ずかしくなったうえに、スタッフの皆さんにも褒めて頂き・・・逆に???で疑いだすというね、あまのじゃくの性格なのでした。

 今までそれほど多くのイベントに参加したわけでもないので何とも言えないけれど、クラフトフェアは地元のお客様が多いけど、奇数アトリエは駅前ということもあって地元の方と同じくらいに県外の方も多くて驚きました。駅前はオシャレしている方も多いし、若い方やカップルが通り過ぎるたび見惚れてしまうほどオシャレさんが多かったと思います。一番町はカジュアル系のオシャレさんが多いけど駅前はカジュアル系+都会派のオシャレさんも多くいた気がします。そういう意味でも刺激をもらい過ぎたくらいもらった感じなのでこれからはそういう皆さんに向けてもカッコイイ革を見てもらえるよう頑張ろうと思いました。

 

たくさんのお客様と知りあいましたが、今回印象に残った二人がいます。

空間デザイナーという23歳のオシャレ男子が島根にいるお母様に母の日に何も贈らなかったからと言って、仔牛の革のお財布を即決してくれたこと、続けてやってきたもうひとりの27歳オシャレ男子が山羊革のグリーンのお財布にくぎ付けになり、時間を置いて忘れられなくてと買ってくれたことです。初日の出来事でした。二人とも一人暮らしで県外から来て頑張っている途中で、話を聞きながら自分の息子たちがダブって見えたのでお気に入りを決めた後に、ワタシのお気に入りのグミ(コロロ)をあげました。二人とも大爆笑してくれて気持ちがホッコリしました。

 

一緒に参加していたアーティストさんの作品です。これから海外でも絶対有名になるであろう「しょうじこずえ」ちゃんの作品。どれを見ても見惚れてしまい才能を感じます。

隣で出店していた「あるがあく」のあくちゃんの作品です。銅版画家です。作品も品があって美しいけれど、彼女自身がとても美しい。おじさんたちに囲まれるたびドキドキするオバちゃんなのでした(笑)

以前、セルバで開催された「レコルト」でお世話になった寄せ植えのグリーンハートの吉川さんの作品です。

久々にお会いして盛り上がり、最後にこんな素敵な作品を頂いてしまいしました(歓喜!)

コチラはPこと渡木さんのコサージュです。どの作品も手がかかっていてアンティークのような雰囲気を醸し出しているステキな作品でした。散々迷ったあげく黒いお花を選択しました。

もう少し早くお知り合いになりたかったな~と思う作品と作家さんなのでした。

 

これははじめましての作家さんの革工房J's LEATHERのカードケース。山羊革と聞き、その手触りと柔らかいデザインに惹かれました。

何より作っている堀内さんと革や糸・ミシンの話が出来たことが嬉しくてとても楽しかったです。

注文靴屋 カルツさんの革ボタンを買いました。

しっかりした作りと丁寧なお仕事に感動しました。コースターもありましたが、残り革を使って作っていますと言うレベルじゃない本格派のコースターで自分の作品とはえらい違いじゃと思ってしまいました・・(笑)

他にもたくさんお買い物をしました。日頃まったく街ブラする時間が無くてゆっくり良いものを見たくても制作に追われ心が荒んでくるので(笑)こんな時こそチャンス!と言いながら作家さんといっぱいお話ししました。

やっぱり作り手から直接買えるというのはイイですね。作り手のエネルギーを感じながら作品を選べるなんて本当に光栄と思ったし喜びだと思いました。特に今回のイベントはテーマを絞っての開催だったので自分にとっても貴重な経験でもあったし刺激になった3日間だったと感じました。

本当にお忙しい中、アエルに足を運んで下さってありがとうございました!今度は一番町のアルブルさんで、個展でお会いしましょうね。新作をいっぱい持って行きますよ~。

 

 

 

 

 

 

5月21日(火)ラストスパート

今日は雨降りだけど、奇数アトリエが開催される週末は良いお天気で、暑くなりそうな予報が出ていました~。お天気が良いと気持ちがウキウキしますからね~、良かったです。

ということで、連日今週末の奇数アトリエinアエルの準備に励んでおります。昨日は納品書の作成のための写真撮影をしていて1日中動き回っていたら、お風呂上りに筋肉痛がとんでもないことになっていました。どんだけ運動不足なんだって話ですよ、まったく。

 

イベントもそうだけど、その2週間後には個展も控えているので同時進行でいろいろ動いています。お引き受けした時点でこうなることはある程度予想していたので、早め早めの対応で乗り越えたつもりでしたが、かなりスキがあるようで、家事のミスがハンパないです(笑)ご飯を研ぎ忘れたり、乾燥機にかけた衣類を洗濯してしまったり・・・キリが無いほど気が回っていません。

見かねた息子②が、時間がある時はお昼ご飯や夕飯を作ってくれるようになって、嬉しいんだけど「単品」というね、二度手間感もあって複雑な心境です。自分で作ると単品だって良いじゃんと思うのに、作ってもらったのに単品?これだけ?って言っちゃう家族の心境が良く分かりました(笑)見え方が違うと気持ちも大きく変わってきますね。それでも家族がサポートしてくれるって、ありがたい以外のなにものでもないのです。

 

 

いよいよ今週末の24日(金)・25日(土)・26(日)の3日間、アエルの吹き抜けがあるアトリウムで第3回奇数アトリエが開催されます。

ワタシのブースは1Fの6番になります。革のワークショップだけではなく、ブースによってワークショップをやる方もいたり、アート系の方々のパフォーマンスもあるみたいなので、ワタシにとってもかなり刺激的なイベントになりそうです。

一緒に盛り上がりましょう~♪

 

お馴染みのあれやこれ、新しく作った作品たちをたくさんお持ちしますので、ぜひお気に入りを見つけにいらして下さいね。

 

 

コチラは、同時進行で制作している個展用のバック。昨年も反響があったパーティーバックです。今年はグレ―系ブルーのキラキラ山羊革で作ってみました。

ファスナーハンドルを少しだけデコったらパーティ気分を盛り上げることが出来るかな、と思ってやりすぎないように気を付けてひっそり付けてみました。

 

それから持ちあわせの洋服に合わせてみました。

イマドキのパーティー事情が分からないもんでどんなお洋服に合せたらいいのか??だったけど、とりあえずバックと洋服の色をチェックするための色見本になればと撮影しました。

 

昨年の個展の時に、オシャレして出かける場に持って行きたいバックがなかなか見つからなくて・・という方が何人かいて、今まではカジュアル系のバックをたくさん作ってきたけれど、これからは同級会や会食の時に使える大人の女性のためのバックを作っていかなければと思ったのでした。

値が張るバックだと大事にし過ぎて使う機会がなくなってしまう恐れがあるけど、カジュアルバックのお値段で革バックなら奮発しちゃおうかな~的な気持ち、ワタシも良~く分かります。奇数アトリエが終わったら個展まで2週間くらいしかないけれど、そんなご要望にお応えできるよう作れるだけ作っていこうと思っています。

 

個展のDMは奇数アトリエの時にも配りますが、お客様にはイベントが終わってからの発送になると思いますのでもうしばらくお待ちくださいね。

ではでは週末、アエルにて皆さまにお会いできるのを楽しみにしつつ、ラストスパート頑張ります!!

 

 

 

 

 

5月10日(金) 加速~。

コンニチハ。10連休も終わっちゃいましたね~。まっ、ほとんど作業していたワタシにはそれほどの影響はなかったんですけどね(笑)

ジワジワと奇数アトリエのイベント日が近づいてきて、制作もどんどん加速しています。早い段階で準備に取り掛かっていたのでそれほど不安は無いものの、その後に控えている個展の準備を考えただけでサァーっと血の気が引いていく感じが・・・アリマス(泣)

イベントと個展ではお祭りと公式行事ほどの違いがあって、どちらも楽しんじゃお~的ではあっても参加者なのか主催者なのかという違いもあるので確実に個展に向かう意識は重たくなります(笑)その重たくなる意識を個展に飛ばして、何を揃えたら皆さんに楽しんでもらえるだろう?という課題をこなす毎日です。今年は今のフジワラメグミの活動のありのままを見てもらおうと思っているのでドキドキな反面、どこまでできるだろうという自分への挑戦をすると決めたので客観的視点が楽しみでもあるのです。

5月と6月は制作を加速する時期になりますので、ここは少し更新が遅くなると思いますが必ずグチりに来ますので(笑)待っていて下さいね。インスタはそれなりに更新していきますのでお時間のある方はチェックしてみて下さい。

 

 

10連休のうち、1日だけ日帰りで実家に行ってきました。

当たり前の話なんだけど、久しぶりに会う母は歳を取っていたという印象がありました。自分の中では母親としてのイメージで接している部分もあったから、久々に会ってどんどんお婆ちゃんとしての風格が出てくるという現実がとても痛かったです。

その母を連れて、買い物途中に見つけたこいのぼりの飾り寿司が何ともキュートで思わず写真に撮ってしまいました。すると急に人が集まり始めてしまい、お店の人ホントゴメンナサイって気持ちに・・・。

器用なお母さんが作った飾り寿司かなと思うのですが、良く見ると軸がキュウリで風車が魚肉ソーセージ。何かで固定してあるようには見えなくて左のお寿司がズレまくっているのが気になってしょうがなかったです。もう少しずれない工夫をした方が・・・と思ってしまったのはワタシだけでしょうか?

 

そして大量に作った髪どめを展示するのに考えたのがコレ。たまたま身近にキレイな段ボールが数個あったからという理由で作ってみたのですが、無駄にしたくなくて何とか形にしてみました。

手作り作品でもそれなりに見えてくるからアラ不思議~。

この先安定的にこの形にしていくかは分からないけれど、見えやすくなったこととオシャレな感じになったことは、とてもとても嬉しいのです。

そういえば、平成最後の日に髪を切ってきたのですが、長くなった髪をこの作品で(自分用)留めていったら美容室の人達に何度も褒められ、販売していることを知らない新人さんには「売れますよ」と励まして頂きました。こういう時って素直に嬉しいなって思います。

奇数アトリエにもたくさんお持ちしますのでお気に入りを見つけて下さいね。

 

最後にもうひとつ。息子のお財布がスゴイことになっているので写真を撮らせてもらいました。

手前のお財布が高校生時代から使っている長サイフなんですが、元は奥にあるような色だったのです。おサイフを作り始めた頃の作品ですから・・かれこれ8~9年前になります。息子②が使い始めてからは7~8年になると思いますが、いたく気に入ってくれてワタシに見せる時はいつも撫でていて(笑)イイ感じに変化していくことが嬉しくて仕方がないと言ってくれます。息子①のもすんごいことになっていて笑っちゃうのですが、こうして革と長く付き合ってくれて本当に嬉しく思います。

以前お客様が、長財布は私の自慢です。って言って下さったことがあって、使い続けている長サイフを見せてくださった時がありました。どんな革を使ったのかはほとんどの場合覚えていますが、その時の経年変化した革の色には本当に驚きました。確かにワタシが作ったものではあるけれど、育てたのはワタシではないからもはや違うものになっている感覚で、とても不思議な気持ちになったことを思い出しました。

 

今日はこれから長サイフを作りますが連日手縫いが続き、時間がかかってちょっと凹み気味でしたけどお客様からの励ましを思い出し、作り手ではあるけれど作り手優先ではなく、使う人最優先のもっと人に寄り添える作品を作っていかなければと気持ちを新たに取り組んでいきます。