2018年 4月 diary

 

 

4月26日(木)真相

芸能界も荒れているけれど、政治も荒れてますね~。森友学園の改ざんや加計学園の問題、そして防衛省の日報問題・・。北朝鮮のことも考えたらヨガやっている場合じゃないよね。

そんな政治の話に関連して最近とても共感する映画を見ました。2015年の「ニュースの真相」という作品でアメリカで実際に起きたスクープ報道をめぐる騒動のお話しです。ちょっと重いかなと思ったので、作業をしながら見流すつもりでつけていたら、ケイト・ブランシェット(シンデレラの意地悪なお母さん役やアカデミー賞を取ったブルー・ジャスミン役等)の演技が素晴しくて引き込まれ、往年のスターのロバート・レッドフォードが歳をとってもすごくカッコイイのに顔だけが皺くちゃになってる~とか思いつつ(笑)見入った結果、今の日本にも当てはまる内容だったことにビックリでした。

 

ケイトはテレビ局のプロデューサーでロバートは長年の相棒のキャスターなのでした。二人はブッシュ大統領が本当に兵役を務め上げたのか、という真相に迫ります。

前半は、その真相を証言してくれる元兵役軍人がインタビューに答えてくれて大スクープとなり、全米の視線を浴びて更なる真相を追求していくのですが、大きな圧力が働き、徐々に証言を覆したり、証拠は存在しなかったことになりケイトプロデューサーが疑われる事態になります。

ケイトプロデューサーを審議委員会に掛けるため呼び出して会社役員と対決する場面が圧巻で、その時のケイトのセリフを思わずメモってしまいました(笑)

 

フォント、偽造、陰謀論ばかり。主旨が気に入らないと指摘し、わめき、政治傾向、客観性、人間性まで疑ってかかり、スクラムを組んで真実を消し去る。異常なほど騒いですべてが終わった時には、主旨が何だったか思い出せないー」と。

 

凛として反論する姿に心を打たれました。結局、審議委員会の思惑を覆すことは出来なくて、あなたは証明できなかったと言われます。同席した弁護士からは「己に誠実であれ」だね、「あなたを信じる」と言われた時にはワタシが泣きそうになりましたよ。

結局解雇されてしまった彼女を最後まで信じてくれたロバートキャスターは、長年出演していたニュース番組を降りる覚悟をし、視聴者に問題提起してテレビ局を去ります。ここはね、ホント涙が出ました、カッコ良すぎ。それ以降彼女は報道には携わらなかったけれど、アメリカでは今でも重要な報道のひとつとして扱われているそうです。

感動した場面だけをピックアップしてみましたが、何が真実で何がウソなのか分からなくなる今の日本の政治と重なります。「己に誠実であれ」という精神は、いつの時でも頭の中に置いておかなければいけない言葉です。

 

 

話しは変わって コチラは、直径15cm位のザッハトルテ風のチョコケーキです。小さいのにチョコの存在感が圧倒的でとても美味しかったです。上にのっているのはイチゴではなくラズベリーでしてチョコの甘みを絶妙に抑えてくれました。イイ仕事してます。少し食べただけでも満足感があって、今でもその美味しさを思い出します。

我が家ご用達のフレーズ(泉区将監)のケーキなんですが、今まで何度も購入担当者としてお店の中のケーキの種類をインプットしていたにもかかわらず、この極上のケーキを知らなかったうえに夫が選んできたことが悔やしい(笑)美味しかったという思い出と同時に悔しさも思い出すケーキとなりました。

 

 

 

そういえば、広島に転勤が決まった知人が羽生君のパレード日に引越ししたのですが、ご挨拶の時、若い時に仙台に住んでいた人が歳をとってから仙台に戻ってくるという人が多いらしく、自分達も戻ってくるかもしれませんので。と言ってました。仙台の過ごしやすい夏を経験するとまた住みたくなるみたいですよ。

それを聞いて羽生君や大谷君を思い出して、とうとう東北の時代が来た~と思いました。二人のおかげで俄然東北に注目が集まっているんじゃないですか?二人は震災を経験しているから東北に対しての想いが強いだろうし自分が頑張れば地元の人たちの力になることも分かっているから頑張れるんだと思うのです。活躍すればするほど仙台も東北にも注目が集まる仕組みを見越しているのかしら?だとしたらスゴすぎる(笑)

羽生君、大谷君、家の息子①は同じ歳だからゆとり世代でもあります。二人の活躍に便乗してゆとり世代の更なる活躍も期待したいですね。息子①も負けずにガンバレー!!(笑)

 

 

 

 

 

 

4月19日(木)写真は難しい

昨日、地下鉄南北線が止まったことを夕方のニュースで知りました。八乙女ー黒松間でケーブルが焼けて停電により全線停止、しかも昨日中には復旧しないと言っていたので直ぐに夫に連絡して現状を報告しました。幸い会社の車で帰宅することができたので大丈夫でしたが、震災の時みたく歩いている人がいっぱいいたと聞きました。まさに帰宅ラッシュ直撃で巻き込まれた皆さんは大変でしたね。

今朝は通常通りだったので遅くまで復旧工事を頑張ってくれたんですね、ご苦労様でした。

 

そして近況と言えば、平日に動きが取れない家族の用事を頼まれることが多く(ぼやき)精神的に疲れています。まあね、そんな生活でも作業机の前に座って制作を始めると気持ちが落ち着いて、まぁイイかってなるんですけど、かなり迷惑なのは確か(笑)

そして今日はとてもイイお天気で洗濯日和ですね。ベランダいっぱいに干してある洗濯物は今日中に乾くかな。主婦にとってはこれが小さな幸せですから。 

 

作品の写真を撮る機会が続いているのでストレスを感じています。構図や光加減、見せ方等、気にしたらキリが無いことも分かっているしインスタ映えする写真なんて思ってはいないけれど(インスタやってないし)、下手なりにそれらしく見えるようには何とかしたくて必死に構図を考えて撮りまくってボツの繰り返し。ホント、疲れる(笑)

作品が輝いてくれるのが一番なんだけど、デザイン的にも自分なりのこだわりを持っているせいで微妙なところまで気にしすぎてぐったりの連続。さらにその写真を加工しなきゃいけない時には、パソコンの知識が乏しいがためにさっきできたことが今できなくなって???ってな調子で時間がかかる、かかる・・・。誰か助けてくださーーーい、って律君みたいに(半分、青い。の)叫びたくなる。(笑)最終的には助けてもらって無事に完成しましたけれども、同時進行事案が複数あると心の頻拍感がハンパないです。

ということでたくさん撮影した作品の写真の中からこちらの作品を。ブローチです。真ん中の黒い花モチーフのブローチは、黒い洋服に付けても輪郭に特徴が出るよう考えて制作しました。あんまり派手なものは付けたくないという方でもこれなら挑戦できるのかなと。春に制作したからピンクの革に心惹かれて多用した感アリアリです。

 

 

先週末に散りゆく桜を車の中からボーっと眺めていて、桜ってホントに儚いな~って思いました。花びらを集めて写真でも撮ろうかなとも思ったけれど、実際撮るならまた配置やデザインが気になりそうだったから脳内完結。

咲き始めた頃の枝垂桜はソメイヨシノの桜よりピンク色が強くてもこもこ感がスゴく力強くてステキでした。

いつの間にか春は過ぎてそろそろ初夏へ季節は変わっていくのでしょうが、今年の春は寒暖差がありすぎて春らしいという感じもなかったけれど、桜の写真を見ると確かに仙台にも春は来ていたという確認になりますね。

 

今週末は羽生君のパレードがありますね。息子②のバイトがパレード日に入っているので恐ろしい・・と言っております(笑)地下鉄も増便されるらしいのでお出かけの方は楽しんで来て下さいね。

 

 

 

 

4月6日(金)気持ちのリフレッシュ!

制作に集中していたら4月になってました。ビックリ!てことで、2018年もすでに3ヶ月が経過してしまいましたね・・。この3か月間は例年以上に濃密だったため、早くも「焦る」という気持ちが芽生えてきました。

 

3月は年度末ってことで、社会人1年目の息子①に振り回されっぱなしで、今年こそ引っ越しをすると宣言してはいるものの果たして公約が守られるのか家族で期待したいところです。公約の第1弾として通勤用に使う車を買うということなので一緒に車屋さんに出向くと、4月から金利が変わるという誘い文句につられて、気に入った車を予約してきました。彼のファーストカーは赤。電化製品は赤、とでも決めているかのように赤に惹かれるのは若いからなのかとも思いましたが、今回の決め手は自分で支払っていくリスクを背負ったからこそ己を鼓舞するために選んだ様な気がしました。イマドキの若者は車を買わないと言われますが、仙台ではまだまだ交通網が発展途上ですから車は必需品です。安全運転を心がけて長い人生を乗り越えて行って欲しいと願っています。

 

制作は、こもりっきりで地味に進行しています。個展用に使用したい革は決まっていたけれど、デザインはどんな方向性でいくか?というようなイメージを固めるのに時間がかかりました。既に完成しているバックもありますが、まだ制作途中の作品もあってここでご紹介することはできませんが、とても気に入っています。どんなデザインがカッコイイと思うデザインなのだろうと考えぬくと、色んなことが削ぎ落されてシンプルになってきてそのままバックになったという感じです。カッコイイと思うのはやっぱり素材があればこそ。素材のカッコ良さを引き立たせなければ意味が無いと思ってデザインしました。凛とした姿をお見せできるようにもう少し頑張ります!

 

そして気分転換と称して家族に誘われ三陸方面に行って来ました。

コチラは立ち寄った女川です。家族旅行で通過したことがあるという女川でしたが、孤独のグルメで井之頭五郎ちゃん(松重豊さん)が訪れた女川駅前のシーパルピア女川を見てテレビと一緒だ~と大興奮でした(笑)お店を一軒一軒見て回り、オシャレな石鹸屋さんで孤独のグルメの話で盛り上がり、色んな情報を聞けて楽しい時を過ごしました。

 

右の写真は、干してあるお魚です。気に入ったお魚を持って会計を済ませたらその先に数台並んである網焼きで焼いてその場で食べます。おぉ斬新!

魚の種類はたくさんある他、殻付牡蠣や殻付ホタテも焼いて食べている人が大勢いましたよ。

 

ワタシ達は、迷いに迷ったあげく、結局海鮮丼を頂くことにしました。もうね、当たり前だけど素材が新鮮っ!リーズナブルな1300円というお値段で荒汁付の海鮮丼には大満足でした。ちなみにワンランク上の海鮮丼は2600円でキラキラしたものが乗っかっていましたから(笑)

サンマパンなるものもあったので購入時にお店の人に、形がサンマだからサンマパンなんですか?と聞くと、生地の中にサンマが練り込まれているので。という返事が。練り込まれている?と想像したら少々気が引けましたが、温めて食べたら家族はそれなりに美味しと言っていました。キライじゃないと。

 

そして、ダンボールギーニ。写真だけという人が多いのか、小物の棚には「何か買ってください」という注意書きが貼ってありました。それにしてもダンボルギーニの完成度が素晴しい!段ボールということは見てすぐにわかるけれど、作り上げた熱意が感じられて胸がアツくなりました。勉強になります。

帰りに寄った交流会館で見たお土産品の中に「ホヤぼーや」のキャラクター商品が置いてあったので、近くで見てみたところ「ホヤぼーや」ではなく女川のキャラクター商品でした。間違う~。ホヤぼーやは気仙沼のゆるキャラでした。場所的にも近いけれども、キャラ的にも近いって・・・なんとも・・・(笑)

 

そんな感じで久々の遠出で気持ちがリフレッシュされました。この勢いで作品を完成させられるようもう少しこもって頑張ります!!