2015年 6月 diary

6月18日(木) ありがとうございました!

個展が終了しました~!たくさんのご来場、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

比較的お天気にも恵まれた1週間で、立ち寄って下さったお客様とバック談義に花を咲かせ本当に充実した毎日を過ごさせて頂きました。基本、地味な作業が多いワタシには皆様のバックに対するゲキアツな想いが眩しすぎたり、少女のように目をキラキラさせてバックを見てくださる姿が微笑ましかったり、何度も足を運んで下さるお客様と盛り上がったり、人と繫がることの楽しさを味あわせて頂きました。

初日のopen早々通りすがりに目に入ったバックが気になって立ち寄って下さったご夫婦がいらっしゃって、後で聞いたら友人でもある尊敬する作家さんが駆け付けてくれた際、彼女の後ろを歩いていたご夫婦だったとか。明らかにこのバック展目的では無かっただろうに”出会ってしまった”オーラが漂いはじめたので話しかけると・・・??で通じていないことを察知したと同時に英語が帰って来たので日本人ではないことを知りました。つたない英語や、英単語でお話しするとハワイからいらしたご夫婦でご主人ともども日本語はほとんど話せませんでした。友人と二人で想いを伝えられない場面ではもどかしい~と叫んでしまいましたがどうしてもバックとの出会いは「一期一会」ということを伝えたくてスマホで英文を検索して理解していただきました。

とても不思議な体験からスタートした今回の展示会はお客様から頂いた福を呼ぶ赤ドットの装飾が施された招き猫さんの活躍でたくさんの人とお話しすることが出来ましたし、バックを作っていなければお会いすることも無かっただろう個性的なお客様と知り合い、皆さまからたくさんの刺激を頂きました。

こんな帽子をかぶって遊びに来てくれたSさん。男性の方が作られたフェルトのブローチで仙台名物笹かまもありました(笑)ワタシは断然しゃけが好き。クオリティがパナイ。

声優育成や朗読と音楽という活動されているAさんには、話している時に咳き込んで止まらないのはのどから声を出しているからということを聞きました。普段の会話でもお腹から出す声の方が優しい音が出るのだそうです。ナルホド・・・腹から声を出そう。

全身数字ファッションで現れたチョー個性的なアーティストさん。バックも同じく数字が書いている個性的なものだったので話を聞くと雑誌の付録に付いてきたものを使っていたら汚れたので製造元の京都発のブランドで染めてもらったとのこと。スゴっ!彼女のすごさは「やったもん勝ち」という精神。

何はともあれ皆さんのアクティブさにビックリ!な1週間でした。

個性的なお客様がいる反面、ギャラリーのオーナーたちに言わせると仙台のお客様は転勤族が多いせいなのか、お客様の芸術に対する知識や良いものを見る目が育っていないらしい。宮城出身の若い作家さんも関東方面に目が向いていることが多く、自分のスタイルを確立しようとしている人が少ないように感じているみたいです。ソコはワタシも共通の認識を持っていました。確かに宮城で活動する作家さんは県外のギャラリーで展示会を開催する方が多いけど、関東や関西の作家さんがわざわざ仙台のギャラリーで個展をしたいと申し込んでは来ないそうです。有名な展示会やイベントはほとんどこちらからお願いして仙台で開催しているというのが現状らしく、軽いショックを受けました。

創作活動に携わる者としてはそんな話を聞いて心がざわざわしましたが、この展示会にも歩き始めた作家さんが何人か遊びに来てくれてたので、この先彼らが自分の中から溢れ出てくるアイデアを形にした時にはそれを面白がったり受け入れてくれる土壌が育っていたら良いなと強く願ってしまいました。

今回くろすろーどギャラリーで1週間作品を展示してみて(何度も)感じたことは、偶然ではないんだということ。ワタシにもしっかり役割があるってこと。そして一人では生きていけないということ。様々な感情や想いを引き出してくれたオーナーとギャラリー空間、そして作品に触れて下さった皆様に心から感謝しています。ありがとうございました。

そんな気持ちを引きずりながら?これから たくさんの注文品とミルフィオリさんへの納品を頑張りますので楽しみにお待ちくださいね~。

 

 

6月7日(日) くろすろーどさんへの行き方

こんにちは。今日は展示会をするギャラリーくろすろーどさんへの行き方をご紹介しますね。

まぁ地図に強い人ならそんなのいらね~というところでしょうが、くろすろーどさんには”場所が分からない”という問い合わせが結構あるようなので写真と共にご参考になさってくださいませ。

えーっと、先ずは地下鉄でいらっしゃる場合。

仙台駅下車の場合は南町通りを直進していつもクラフトフェアが開催されているサンモール一番町のアーケード終わりまで歩きます。

広瀬通り下車の場合は「南3番出口」で地上に出てアーケードを進み藤崎を左折してサンモール一番町のアーケード内を進みます。

すると、どちらの場合も写真の場所になります。これはアーケード内から撮影したものですが左が昔サイカワというスポーツ用品店があった場所で今は「office 24」という文具屋さん。右がセブンイレブン。このセブンイレブンの前を仙台駅方面からならばそのまま直進しイタリアントマト中郵便局を通過し、アーケードからならセブン前を右折して同じくイタリアントマト、中郵便局の前を通過します。

で、そのまま直進しているとパッケージ屋さん(名前忘れた)がありその隣には1時間800円という看板が目立つパーキング、クロネコヤマトの集積場所(左の写真)がありまして、そのお隣がくろすろーどさんになります。

クロネコさんの前を通り過ぎる時にギャラリーの看板が目立たないので本当にここで大丈夫なのかな~と思うかもしれませんが(笑)その隣は写真のように『CROSS ROAD』という看板が出ていますので大丈夫!

広いギャラリーではありませんのでお客様が多い時には少々ご覧になりづらい場合もあるかもしれませんがその時は大人の対応(笑)でよろしくお願い致しますね。

 

6月に入り、展示会のセッティングの確認のためくすろーどさんへ打合せに行って来ました。開催中の作品が展示されている中でイメージを膨らませるというのはけっこう難しいな~と思いましたが、セッティングに必要な備品等を確認できたので、どんな展示になるかはセッティングしてみてからという感じになりそうです。

 

作品はほとんど完成しましたが、どうしても男性用ウォレット(長サイフ)が作りたくてギリギリまで頑張ってみました。革はマットなムラ染め加工の牛革でとても軽く小銭入れ部分とカード入れ部分にちょこっとマチを付けたので活用しやすいかと思います。留め金具がひとつしか付いていないのは、男性の場合パンツの後ろポケットに入れることが多いからなんですね。そんな風に使っている息子達を見ていると女性の長サイフよりテカリが早くとてもワタシ好みのカッコイイ革に仕上がってきています。きっとこのムラ染め革も今はマットでもそのうち光沢が出てムラのある色が柄のように浮かび上がってくるのではないでしょうか。うぅ~たまらん。

そんな感じで無事に最後の作品も完成しまして作品はバックが32点、小物52点の計89点(惜しい・・・あと1個・笑)を展示します。今週は高校総体でしたが来週末は中総体があるので準備や応援等でお忙しい方もいらっしゃるかとは思いますが、くろすろーどさんの9月閉店が決まったことで次回の展示会は限りなく未定な状況でもあるのでバックがお好きな方はたくさん見れるこの機会に万障繰り合わせの上お越しいただけると嬉しいです~。たまにお客様からのメールついでにバック談義になることはありますが、それ以外は地味~に制作する毎日でしてバックについて語る機会などほぼ皆無。ワタシにとっても革やバック談義ができるということはシアワセの極みですのでお会いできる皆さまとは楽しい時間を過ごしたいと思っています。ムフフ、楽しみですね~。

ギャラリーには期間中在廊予定ですが、日によっては不在の時間もあると思いますのでご了承願います。

 

それからちょっとだけお買い上げの際の注意点があります。

お付き合いが長いお客様はご存じだと思いますが、カードは使えませんのでお支払いはすべて現金払いになります。

展示会ですので作品は基本的に最終日まで展示させて頂きます。

ご入金の際に受け取り方法をご説明しますのでその際にご希望をお伺いします。ちなみに  a, 最終日にギャラリーに取りに来る  b. 後日ギャラリーに取りに来る  c. ご自宅に送付 を選んで頂きます。ご自宅送付の場合、送料がかかる場合もありますのでご了承く願います。

この機会にバージョンアップや修理をご希望される方もお受け致しますのでお申し出くださいませ。

 

それでは6月11日(木)~16日(火)までくろすろーどさんで作品と共にお待ちしております。お気をつけていらして下さいね、楽しみにしています。